ウォーターサーバーって便利ですよね!
いつでも冷たくておいしい水が飲めて、あったかいお湯もボタン1つ。コーヒーやお茶、カップラーメンにも重宝するとっても便利な商品です。
ウォーターサーバーは多くの会社も採用してますし、今では自宅にウォーターサーバーを持ってる人の方が多いくらい普及したメガヒット商品です。
僕は2016年4月現在、アクウィッシュのウォーターサーバーを使っていますが、これは2代目のウォーターサーバーです。
初代クリクラからアクウィッシュに乗り換えた理由や、アクウィッシュを半年使ってみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。ウォーターサーバーの導入を検討している方の参考になればと思います。
初代ウォーターサーバーのクリクラから2代目アクウィッシュに乗り換えた理由
僕は、前世が家電なんじゃないかと思うほど、電気屋さんにいると落ち着くタイプで、最新家電が大好きです。
そんな僕が1年くらい前まで使っていた自宅のウォーターサーバーは「クリクラ」でした。
当時、数あるウォーターサーバー会社の中から、クリクラを選んだ決め手としては、コスパの高さと、NASAでも採用されている浄化システム「ROシステム」と呼ばれるもの。
ミーハーな僕は、NASAが使ってる技術なら安心だし間違いないだろうってことで、クリクラに決めました。
クリクラは水もおいしいし、料金にもなんの不満もなく10か月くらい使っていました。
ところが、出会ってしまったのです。オシャレなウォーターサーバーに…。
今までは、ウォーターサーバーって、上に水のタンクがついてるのが当たり前だったので、特に何も感じなかったんです。が、近所の大型スーパーを歩いていると、「キリンのウォーターサーバー アクウィッシュ」の特設コーナーがありました。
「はぅっ!キリンが…ウォーターサーバーだと…!?」
特設コーナーに近づき見てみると、
「なにっ!?サーバー上部にボトルタンクがないだとっ…!?」
そのオシャレでスタイリッシュなウォーターサーバーに一目惚れ。アクウィッシュの洗練された筐体、そしてキリンのブランドに一撃KOされたのです。
見た目の美しさだけじゃないアクウィッシュの魅力
僕がミーハーで大手の方が好きな理由として、サポート体制が整っているということが一つの魅力だと思っています。
聞いたこともないような名前の会社と契約すると、
- 変なトラブルに巻き込まれたり
- サポートが悪かったり
- 柔軟に対応できなかったり
- 詐欺だ倒産だなんだ
っていう、めんどくさいのがありそうな感じしませんか?
その点、大手ならそんな問題が起こりにくい。
そして、肝心の水が富士山の天然水っていうのも魅力です。
クリクラの水は、先ほども言いましたが、NASAのRO水。
RO水とは、一般の浄水器ではろ過できない不純物(トリハロメタン、ダイオキシン等)を逆浸透膜システムで約97%除去して、そこにミネラル成分をバランス良く配合した水のこと。
つまりこれは普通の水を徹底的に綺麗にしただけのものなんですよね。
天然水も、もちろんろ過され不純物などはほとんどありませんし、バナジウムなど、むしろカラダに良い自然の成分がたくさん含まれているそうです。
そこで、RO水と富士山の天然水の成分がどれくらい違うか、情報収集してみました。
これは長くなったので、別ページに記載します。
アクウィッシュ契約、半年使い込んだ感想
その場でアクウィッシュと契約することになったのですが、僕がクリクラと契約してまだ1年も経っていなかったので、解約には違約金が発生するとのことだったのですが、さすがは飲料業界の重鎮キリン。違約金はキリンが肩代わりしてくれるという太っ腹ぶり。
無事、契約が完了しました。
アクウィッシュ到着+設置について
待つこと1週間くらい、我が家にアクウィッシュが届きました。
写真撮ってないのが残念ですが、とにかくデカくて重くて、2階に運ぶのも超絶しんどかったです。しかも水も重いw
アクウィッシュだと、水がこんな感じで送られてきます。
アクウィッシュなど、ボトル型じゃないウォーターサーバーの売り文句として、
「女性でも水の交換が楽ちん」みたいなこと言ってますが、実際には、水7.15リットル×4つ入りのダンボールが届けられ、それをまたもや2階に運ばなくていけない。
これがクッソ重い!そりゃ1箱約30キロの重さですからねw男でも大変です。
1つの交換は7キロだから軽いでしょうけど。
アクウィッシュの悪い点
そんな重さと格闘しながら、やっと設置が完了し、いざ水をセットしようとしたら、これがまた非常に難しいです。
クリクラの場合、水の入ったボトルをウォーターサーバー上部にぶっさせば終わりですが、アクウィッシュだと、アタッチメントやニードル、ポンプなど、七面倒なのが増えました。
詳しい説明は省きますが、写真はこんな
これは個人的にかなりマイナスポイントです。
ウォーターパックをセットする度に、シュコシュコと10回程度ポンピングして圧を加えないといけません。加えすぎるとウォーターサーバーの下から水が漏れてきます…。圧を加えすぎないと今度は水が出てきません…。
アクウィッシュ最大の欠点6つ
欠点1. 水が余る
アクウィッシュに限らず、ポンプ式のウォーターサーバーの欠点だと思うんですが、
最後の1滴まで水を使いきれず、パックに水が残るんです。
はぁ!?聞いてねーよー!最初にその説明されてたら買ってねーよー!
そんくらい頭にきました。
パックにチャプンと溜まった300mlくらいの水。
さすがにキリンに電話しました。
「これって絶対最後水余るんですか?」
「はい。現状そうなんです。」
「300mlくらい余ってますよ?」
「それはちょっと多いですね、100mlくらい残るのが一般的です」
僕の場合、ポンピングが下手過ぎて、一番最初に水が出なくなった時に、パックに水が300mlくらい余ってたんです。そっからもうポンピングしても全く水が出なくなったので、これは故障じゃないの?ってことで、キリンの人に自宅まできてもらいました。
結果、最初セットした時のポンピングが甘かったのが原因だそうです。
いやいや俺だけ!?一般人はそんなにみんなポンピングの微調整ウマいの!?
しょうがないので、余った100mlほどの水は、製氷機に入れたりして使い切ってます。
欠点2. 残量が少なくなるとお湯が出なくなる
これもヒドイです。アクウィッシュの場合、ウォーターパックの残水が少なくなるとまず温水から給水できなくなり、コールドしか出てこなくなります。
お湯が出ませんw
いや最初に言ってくれ…
欠点3. 水もお湯も出が悪い
これは僕がもともとボトルタイプのウォーターサーバーに慣れ過ぎていたからかもしれませんが、ボトルタイプって水が真下に落ちるだけなので、注いでる時も勢いがあります。
ですが、このポンプ式ときたら・・・
さっきの写真でも分かる通り、ウォーターパックから圧力で一度上にあげてホースを通ってから降りてくるんです。なので勢いがなく、コップ一杯注ぐのに時間がかかります。
実際に使ってみるまでわからないところですな…
欠点4. 操作性が悪い
もはやオシャレさのみを追求して操作しづらいとか致命的ですが、この写真を見てください。
はい、ホットを示す赤のボタン、コールドを示す青のボタンがあり、その下にそれぞれ給水レバーがついています。
これは小さい子供が簡単に操作できない意味合いも込められているのですが、
ボタンを押しながらレバーを押しこまないとコールド(水)さえも出てこないんです!
ホットならわかります。安全性の為にね。しかしアクウィッシュは水さえも2つのスイッチが必要という徹底した過保護っぷり!
そんなめんどくさい事させないで、最初からもっと手の届かない高いところに置けって話ですよ。
なぜ最初に気づけなかったのか…すべては自分のせい。
欠点5. 残量が分かりづらすぎる
このせいで、何度カップラーメンのお湯を注ぎきれなかったことか。
ボトルタイプのウォーターサーバーの方が明らかに残量は見やすい。
しかも欠点1で紹介したように、残量少なくなるとお湯でないからねw
フタ開けて見たところで、かなり余裕がある時以外は、いつお湯が出なくなるかわからない。
こんな運要素の強いウォーターサーバーはいやだ
欠点6. 奥行きがマグカップ1個分しかない
これは致命的とまでは言いませんが、マグカップ1つ分しかないと、鍋とかに水を注ぐことが難しいんです。カップで飲むものだけが飲み物じゃないですから、人によってはお米を研ぐのにもウォーターサーバーの水を使う方もいるでしょうし、味噌汁なんかもそう。
しかもボタン+レバーの二重操作なんて、そもそもマグカップ程度でしか使わないっていう想定しかしてないんだろうなぁ…。
まさかのキリンがウォーターサーバー業界から撤退
致命的すぎる欠点6つで、僕の中でアクウィッシュはフィニッシュしました。
が更に追い打ちをかけるように、キリンのウォーターサーバー撤退の通達。
これで僕は完全にトドメを刺されました…。ヒドいよ、キリンビバレッジさん…。
いやむしろこれはチャンス!
キリンというブランドだから申し込んだのに、撤退するなら僕もアクウィッシュから撤退しますって言えそうだなっちゅって。
でも結局電話するのが面倒でいまだにアクウィッシュを使い続けてるっていう…。
そんな僕がおすすめするウォーターサーバー
このアクウィッシュのレビューはあくまでも個人的な意見、感想であり、アクウィッシュを非難するものではありません。ただただ、僕の正直な感想です。すみません。
そんなアクウィッシュの失敗を活かし、次買うならコレです。
アクウィッシュの数倍オシャレで、実用的。
グッドデザイン賞とってるしね♪
デザインを手掛けたのは、国際的に活躍するプロダクト・デザイナーの安積伸さん。
すんごい考えて作られたんだろうなっていうのが伝わってくるデザイン性です。
このシンプルさ、まるでApple製品のような潔さです。
オシャレでかっこいい
ボタンが最上部♪子供届かないし、ワンプッシュで注げる!
そーなんですよ、わかってますね安積さん。
安積さんには脱帽です。さすがです。
さらに選べるカラーバリエーションが豊富。
こんなスタイリッシュなウォーターサーバーが自宅にあったらオシャレですよね。
アクウィッシュの解約の電話しなきゃなぁ
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