田植え体験で自然にふれて田舎のスローライフに癒された話

田植え体験 レビュー

田植えってしたことありますか?
お米になる苗を田んぼに植えていく農作業です。

地元が田舎の方だと、実家が農家だったり、親戚が田んぼを持ってたりなんかで、一度は農業体験したことがあるんじゃないでしょうか。

僕の家や親戚に農家はいないのですが、兄の嫁さんの実家が新潟でお米を作っていて、兄が結婚してからは、たまに田植えをお手伝いさせてもらうようになり、とても良い経験をさせてもらいました。

僕は普段デスクワークで、カラダを使った作業なんてありませんし、スポーツもほとんどしません。そういう人にこそ、おすすめしたい田植え体験

自然にふれ、泥だらけになり、虫をつかまえ、汗水垂らして働き、お米作りの大変さを知る。田植えでは様々な貴重なことが体験できます。やったことのない作業だったり環境なんだけど、でも懐かしさもあるような、忙しい日々の生活で忘れがちな、人間として大切なものを思い出させてくれる、そんな”何か”があります。

“何か”とは、人それぞれの感性にもよると思いますが、僕が田植えのお手伝いをさせてもらって身をもって体験したことをご紹介します。

 

田植え体験を通して経験できたこと

自然にふれることで細かいことが気にならなくなる

田植えをする場所は、緑に囲まれた自然豊かな土地がほとんどです。
普段パソコンやスマホで酷使した目には、緑の山や木々、青い空がとても優しいです。

田植え カエル

自然が多いので、虫とかカエルとかもいます。
この年になると虫なんて気持ち悪いし、カエルなんて触りたくありません。室内で仕事をしてると一匹の蚊を血眼にして追いかけたりしてしまいます。広大な土地で、泥にまみれて汗を流し、太陽の下で体を動かす田舎のスローライフでは、そんなことは全然気にならなくなります。子供連れで体験すると、虫やカエルに大はしゃぎです。

IoT(モノのインターネット化)が進むのは大変便利な事だと思いますが、こういう生活も悪くないなぁって思えるはずです。

食への感謝の気持ちが芽生える

苗

大げさに感じるかもしれませんが、汗水垂らして肉体労働をした後のご飯の旨さは格別です。

普段はデスクに飲み物があって、ちょっとのどが渇いたら手を伸ばせばスグですが、農作業中は基本的には差し入れがないと飲み物にありつけません。当然近くに自販機なんてありませんし、水筒を持参してもいいのですが、田んぼから田んぼへと移動も多いのでちょっと邪魔になるんですよね。

しかも田植えシーズンのGW時期は気温も25℃前後。
肉体労働だから汗もいっぱい掻きますし、水分も急速に失われます。
苗を運んだり、積んだり、苗箱を近くの用水路で洗ったりと、常に動いてるので消費カロリーも相当なもんだと思います。

朝早くからカラダを動かして働き、18時くらいに終了。
のどはカラカラ、お腹はペコペコです。

そんな状態で食べるご飯の旨さ、飲み物のありがたさ、お米ひと粒への感謝の気持ちを、田植えは教えてくれます。

健康的で爽やかな充実感を得られる

田んぼ

普段運動しない人が田植え体験に参加すると、間違いなく筋肉痛になるくらい重労働です。

昨日田植え体験をしてきた僕は、今10枚の湿布を貼りながらブログを書いています。
歩くのも、座るのも体中痛いほどの筋肉痛です。

かなりの量の苗を運ばなくてはいけませんし、道もでこぼこで足が棒のようになり、服も泥だらけになりながら、大量の汗を流して働きます。

最後までやり遂げた達成感、カラダを動かしたことによる爽やかな疲れ、会ったこともない人が笑顔で美味しいって食べてくれるかもと思うと、肉体はつらいけど、とても清々しい充実感があります。

 

田植え体験の持ち物と服装

これから田植え体験をする方、来年してみようと思った方も、田植え体験をする上で、準備や用意するものをメモっときます。

 

タオル
汗を拭いたり、手を洗った後に使うので必需品です。
泥がついたりして汚れやすいので、使い捨てや安いもので十分です。

 

動きやすく汚れてもいい服装
100%汚れます。泥がついたり、水で濡れたりするので、シャカシャカしたナイロン生地の方がいいんですが、炎天下でのナイロンはキツいので、吸汗・速乾性に優れたサッカーのユニフォームのようなポリエステル素材がおすすめです。ただ、夕方になると一気に寒くなる場合もありますので、1枚羽織れるものを持っていくといいです。色も白より暗めの色にしておいた方がいいです。

 

長靴
長靴以外は考えられないくらい必需品です。
どうせ買うなら普段使いもできるオシャレ長靴がオススメ!

 

水筒
我慢して飲むビールを味わい気持ちは分かりますが、気温が高い日は熱中症の危険もありますので、水筒は持っていくことをおすすめします。

 

ゴム手袋
苗は水分を含んで濡れていますし、布製の軍手はおすすめしません。素手でもいいですが、用水路の冷たい水で洗ったり、苗箱を大量に運ぶので、細かく傷がつきやすいです。気になる方はゴム製の手袋を持参した方がいいです。

 

日焼け止め
天気が良いと1日屋外作業するだけで結構日焼けします。
気になる方は持参した方がいいです。

 

着替え
作業着は絶対に汚れるので着替えの準備は必須です。

 

最低限必要な持ち物はこんな感じです。

最近知ったんですが、田植え体験ツアーっていうのもあるそうですし、関東圏では農林水産省が農業体験受け入れ施設を紹介していますので、興味のある方、都会の生活や、IoTな世の中にちょっと疲れた方、田植え体験や田舎のスローライフで癒されてみてはいかがですか?

 

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